様々な人が
であう。
何かが
はじまる。
気軽に借りられるシェアハウスのような
場所があったらいいのに…
という思いから始まったこの場所。
吉野で過ごす自分の場所を持ちたい人、
吉野に拠点を持って何かを始めたい人たちの
様々な声を形にした場所、
それが国栖Coreです。
吉野町国栖地区の一つの芯(Core)になり、
ここに滞在する様々な人の
様々な思いが芽となり、
あちこちへ
伸びていくことを応援したいと思っています。
01
ゲストハウス空
The Guesthouse KU
暮らすように長期滞在もできるシェアハウス型ゲストハウスです。 広い共用スペース(ダイニングキッチン)やシェアキッチン(有料)が併設されています。 1泊からの通常の宿泊も、そして長期滞在も歓迎。
02
こけのもり
KOKENOMORI
シェアキッチンとシェアスペース(6帖x4部屋)があります。
営業許可をもつキッチンでカフェやレストランの試みを始めてみるのも、
ゲストを招いての集まりも可能です。
※別料金
03
Come on よしの
Come on YOSHINO
人と人、人と場所をつなぐ仲人さんをご紹介する「Come on よしの」の事務局です。世話好きな地域の仲人さんから地元の情報を得られることで、見知らぬ場所が身近になるはず。安心感を持って動き出してください。
Coming soon
Coming soon
奈良県 吉野郡吉野町
国栖という場所
吉野町は、奈良県のほぼ中央に位置する町で、町の中心には吉野川が流れ、
桜で有名な吉野山は山全体が世界遺産に登録されています。
そして国栖地区は吉野町の東の端にあり、「国栖の里」は古事記や日本書紀に
“国栖人”が登場するほど古い歴史のある地区です。
昔宮中で演じられていた「国栖奏」は今も浄見原神社で行われていて、
その美しい水をたたえた川沿いの素朴な神社へは国栖Coreから
歩いて行くこともできます。また、国栖はものづくりの里でもあります。
千年以上の歴史のある吉野手漉き和紙や、吉野杉・吉野桧から作られる
割り箸など、近くの工房で体験もできますし、
和紙の原料となる楮のお世話を手伝っていただくことも歓迎です。
近頃では廃校になった国栖小学校跡が整備されて、
新たな場所「くにすの杜」がオープンしました。
当時山の木を伐り、土を削って小学校が建てられましたが、
その役目を終えた校舎をどうするか地域の人達で話し合った結果、
校舎を解体して山へ返そう、という結論に達したそうです。
私はその選択がとても素敵だと思いました。
国栖Coreから歩いて行ける「くにすの杜」へもぜひ訪れて楽しんでください。
代表あいさつ
澤木 久美子Kumiko Sawaki
一級建築士、アトリエ空 代表
国栖Coreの建物は、吉野町の国栖地区 新子(あたらし)にある元旅館です。
現在の家主さん姉妹は、この家で生まれ育って嫁がれました。
生まれた頃はまだ古くて広い土間のある古民家だったそうですが、
一生懸命に働いたご両親の念願が叶って建て替えられた昭和の建物です。
10年以上前に廃業されてその後住む人の居なくなった旅館は、
ほとんど使われることなく街道沿いにひっそりと建っていました。
この度ご縁あってこの建物を使わせていただけることになり、
新たな拠点として再生を進めることとなりました。
私がこれまでに“あったらいいな”と妄想していた場所を形にしたいと思っています。
そこに集まる人たちによって、
この建物はかつてにぎやかだった日を思い出し、蘇るはずです。
2021年9月記
大学卒業後、親不孝の償い(?)として一級建築士となる。大阪や神戸の設計事務所や企業に勤務。1995年の阪神淡路大震災を妊婦の状態で経験し、親子共々命があったことに感謝する。その後神戸にて設計事務所を設立。2018年から縁あって奈良県吉野町に通い始め、2021年に移住。